手段としての痩身と減量
美容と痩身や減量は必ずしも一致せず、最初は美容の目的で手段として痩身、さらにその手段として減量しようとしていたにも関わらず、次第に「手段の目的化」がおこり、体型を客観的に把握できず単純に体重の数値のみに拘る状態になることもあります。
その状態がひどい場合は、自分の体型に関するボディイメージが変質している場合があり、場合によっては拒食症に進むことがあります。
拒食症について
拒食症は、正式には、神経性無食欲症といい、心理的要因・社会的要因・生物学的要因によって生じる、摂食行動を主な表現形とする精神疾患です。
通常、慢性経過をとることが多いようです。
近年、日本において増加傾向にあり、また経過途中で抑うつを伴ったり身体的疾患を合併することもあり、社会に与える影響も大きいと見られています。
典型的な症例としては、体重を落とすために始めたダイエットで達成感が得られ、体重を落とすことを止められなくなってしまうというものです。
低体重であっても自分の体重を多すぎると感じ、さらに体重を減らすことを望んでしまいます。
また、神経性大食症(過食症)や、その他非定型性の摂食障害へと、病像が変化する場合もあります。